06 March, 2009

[Live Info]Omar Sosa Live Information 2009

5/12(tue), 5/13(wed)
@BlueNoteTokyo

チケットの一般販売は3/11 11:00〜販売開始。
今から楽しみで仕方ない!
年明けから待ち続けたLiveだ。

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●ピアニストのオマール・ソーサは、1965年4月10日、キューバ共和国中部のカマグエイ生まれ。5歳から地元の音楽院でパーカッションを学び、母国の伝統音楽のほか欧米のポップスやクラシックも聴いて育つ。ハバナ芸術大学に入学してジャズと出会うとピアノも始め、同大の芸術院でクラシックやジャズを研究。中でも、ジャズ・ピアニストのセロニアス・モンクから強い影響を受けたほか、西洋音楽史を通してアフリカ音楽への憧憬も膨らませていったという。在学中からハバナ国立舞踊団などの音楽監督を務め、恵まれた才能をのぞかせた。本格的な演奏活動に入るのは、エクアドルのキトに移った’93年から。ジャズ・フュージョン・タイプのグループや、パーカッション・ワークショップを主催。’94年には、アフロ・エクアドルによる“コラール・イ・エスメラルダ”の音楽監督兼キーボード奏者となり、グループのCD作品をプロデュース。その一環として行われたツアーで日本にもやってきた。さらに’95年からスペインで活動後、西海岸のサンフランシスコへ。ベイ・エリアのラテン・シーンで脚光を浴びるようになった’96年、ソロ・ピアノによる初リーダー作『Omar Omar』を録音。キューバン・ルーツとジャズの即興精神をエモーショナルに通わすピアニズムで名乗りを上げた。すると、自身のグループによる『フリー・ルーツ』、打楽器奏者とのデュエットによる『ンフンベ』、大編成でアフリカン・コンセプトに挑んだ『スピリット・オブ・ザ・ルーツ』など、4年間で6枚ものリーダー作をリリース。サンフランシスコ・ジャズ祭や欧州のジャズ祭でもデビューを飾り、’00年6月の来日公演でも大きな反響を巻き起こした。’02年3月に労作『センティール』をリリースすると、7月にオクテットを率いてブルーノート東京に初出演。モロッコ、ベネズエラ、キューバなどの祝祭リズムによる雄大なサウンドで、類い希な存在感を輝かせた。『センティール』は第45回グラミーのラテン・ジャズ・アルバム部門にノミネートされた。それに続くアルバムは、モーション・ブルー・ヨコハマで’02年8月にライヴ録音した『アヤグナ』で、パーカッションのグスターヴォ・オヴァレスとのデュエットを収めたもの。ピアノ・ソロによる『ア・ニュー・ライフ』、アラブやインドの古楽器を使った『ムラートス』(これもグラミーにノミネート)と、DJ SPINNAら気鋭のDJたちによる『ムラートス・リミックス』でも各方面の注目を集めた。’06年は、「インターナショナル・ソングライティング・コンペティション」の器楽部門で3位に入り、作曲家としての面目も一新している。それを機に、アフリカとラテン・ルーツの探求にますます熱を上げ、放送録音の『ライヴ・アット・FIP』、スタジオ・ライヴによる『プロミス』をリリース。多国籍メンバーによる’08年の『アフリーカノス』でそれらの集大成を試みた。最新作は、ラングストン・ヒューズの肉声をサンプリングするなど、新たな角度からルーツを探った『Across The Divide』(Half Note/海外盤)。来日するのは、’08年3月の当店公演以来1年2ヵ月ぶり。オフィシャル・サイトは「http://www.omarsosa.com/」。 

●フィーチャーされるドラマーのフリオ・バレットは、1967年、キューバ共和国ハバナ市のグアナバコア生まれ。叔父のフスト・バレット・ロドリゲスは、ルイ・アームストロングと共演したことのあるピアニスト。7歳でパーカッションを始め、12歳で早くもプロ活動をスタート。’83年からクラシック音楽を学び、普通は9年かかる課程を6年で修了し、フルタイムの音楽生活に入った。国内で精力的に活動するうち、ゴンサロ・ルバルカバのバンドに参加。『ラプソディア』や『ディズ』などのレコーディングに参加しながら、欧米や日本を楽旅。ロン・カーター、チャーリー・ヘイデン、ミロスラフ・ヴィトウス、チューチョ・ヴァルデスらと共演することで名を上げてきた。’97年から自身のカルテットを率い、ラヴィ・コルトレーンをゲストに迎えた『IYABO』などのリーダー作も発表。近年はヨーロッパにも拠点を置き、ドラム・アンサンブルをプロデュースするなど、ゴンサロやオマール同様に、世界を股にかけて活躍中。目下、オラシオ・エルネグロ・エルナンデスとダフニス・プリエトと3人で、キューバ出ドラマーのファースト・コール席を分け合っている。オマール・ソーサとの日本公演はこれが初めて。 


OMAR SOSA AFREECANOS QUARTET
featuring JULIO BARRETO
オマール・ソーサ・アフリーカノス・カルテット
フィーチャリング・フリオ・バレット

2009 5/12 tue. - 5/13 wed.
Showtimes : 7:00 p.m. & 9:30 p.m. 
 
メンバー
Omar Sosa(p,Fender Rhodes,electronics,vo)
オマール・ソーサ(ピアノ、フェンダーローズ、エレクトロニクス、ヴォーカル)
Mola Sylla(vo,m'bira,xalam,kongoman)
モラ・シラ(ヴォーカル、エンビラ、 ハラム、コンゴマン)
Childo Tomas(b,kalimba,vo)
チルド・トマス(ベース、カリンバ、ヴォーカル)
Julio Barreto(ds)
フリオ・バレット(ドラムス)  

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