21 March, 2009

[Live Report]Mos Def Live @Billboard live tokyo

3/17(Tue.)、Mos DefのLiveへ行ってきた。

率直な感想は久しぶりに「シラフ」のMusicianのLiveを見た、という感じ(笑)。
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[Mos Defとは]
●NYブルックリン出身。彼の詳細は不明。
●ジャンルを問わず、数々のアーティストへのラッパーしての客演を経て、90年中期より盟友タリブ・クウェリとともにNYヒップホップ・アンダーグラウンド・シーンの立役者として一躍ヒップホップ界のスターとなる。
●98年にはタリブ・クウェリとの伝説のチーム=ブラック・スターを結成、HIPHOPクラシック・アルバムとなる『ブラック・スター(原題:Mos Def And Talib Kweli Are Black Star)』を発売(U.S.35万枚)、名シングル「デフィニション」はアンダーグランドのHIPHOPとしては異例のビルボード・ラップ・チャート初登場5位を記録し、当時のミュージック・シーンの度肝を抜いた。
●そして99年にはソロ・アルバム『ブラック・オン・ボース・サイズ』を発売、U.S.で75万枚を越す大ヒットを記録する。この頃より、TVでの活動を始め、映画、演劇の世界からの声が多くかかるようになり、一躍エンターテインメント業界で欠かせない異彩を放つ俳優としての活動がメインとなる。
●日本には90年代後期にRAWKUSのショウケースで来日し、その後2001年にフジ・ロックに自身のロック・クルー“ブラック・ジャック・ジョンソン”として来日。

NYブルックリン出身の伝説的ラッパー、モス・デフがついに登場!デ・ラ・ソウルとの交流など、90年代よりアンダーグラウンド・シーンで話題を呼び、 1998年にはタリブ・クウェリと組んだブラック・スターを結成。翌年にはソロ・アルバム『ブラック・オン・ボース・サイズ』を発売し、全米で 75万枚を越す大ヒット。最近では、ビヨンセ主演映画『キャデラック・レコーズ』のチャック・ベリー役をはじめ、個性派俳優としても活躍している。

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彼がマルチインストゥルメンタリストなのは既に既知の事実ではあるが、生Grooveへの愛情溢れるLiveだった。
特に面白いところは彼自身の曲以外に、まるで自宅で好きなRecordをかけるかのようにClassic Soulを流し、その上にFree Styleでひたすらに歌い続ける彼の姿だ。
そう、彼はRapperであってRapperでない。生粋の音楽好きであり、Musicianである。
そんなプライベート感溢れるステージに、最初は「HipHop聴きにきたどぉ〜!!」と言わんばかりの客席一同も、中盤には落ち着いて彼のリラックスしたポジティブなメッセージを一緒に楽しみながら聴いていた。

なお彼のそんな多彩ぶりは2004年発表の"The New Danger"で堪能できる。
本作は個人的にMos Defの作品の中で最も気に入っている作品だ。
HipHop Artistとして台頭した彼のBoogie Manとしての本領が余す事なく発揮されたある種奇抜な作品だが、Tr.1のThe Boogie Man SongのGrooveはひたすらにかっこいい。
RockともSoulとも、HipHopともつかない、Mos Defにしか作れない独自性の強い作品である。
聴いた事のない人は是非一度聴いてほしい。
"the new danger"
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