This blog is produced by Daisuke Takada a.k.a. Dice☆ the track maker, bass player.
27 June, 2009
Raphael Saadiq Live @Bluenote tokyo
一昨日、Bluenote TokyoにてRaphael SaadiqのLIVEへ行ってきた。
※Artist Profileはこちら。
奇しくも当日はMichel Jacksonの命日となってしまった日でもあり、SetListの一曲目は"I Want You Back"だった。
客席一同Heat Upするでもないが、誰もが追悼の意を込めてRaphaelの計らいに賛同し、客席の中でもお互いに目配せをする場面が見受けられた。
それだけ、あの日がその場に居る誰にとっても特別な日であったのは間違いない。
Set Listは新旧がバランスよく演奏され、2008年の最新作The Way I See Itは勿論のこと、Instant Vintageからの曲もよく演奏されていた。
[2ND SHOW SETLIST]
1.I WANT YOU BACK
2.KEEP MARCHIN'
3.LOVE THAT GIRL
4.100 YARD DASH
5.DANCE TONIGH 〜 LALA
6.BE HERE
7.DOIN' WHAT I CAN
8.DON'T MESS WITH MY MAN
9.NEVER GIVE YOU UP
10.JUST ONE KISS
11.LET'S TAKE A WALK
12.SURE HOPE YOU MEAN IT
13.STAYING IN LOVE
14.SKY, CAN YOU FEEL ME
15.BIG EASY
[Member]
Raphael Saadiq(Vo)
Billy Kemp(back vo)
Erika Jerry(back vo)
Charles Jones(key)
Rob Bacon(g)
Calvin Turner(b)
Carl Carter(ds)
彼のStageを見たのはこれが初めてだが、彼のSingerとしての才能も然ることながら、Producerとしての才能と器の大きさが特に印象的だった。
彼のStageにはBack Chorusが当然いるわけだが、常に彼らにSoloのスペースを用意しているのである。
また演奏する各曲(特にInstant Vintage等の新しくない曲目)は全て新しいアレンジで演奏され、そのBandの特色やRaphael自身のその時の気分がとても良く反映されている。
特に今回は最新作であるThe Way I See Itの作品の色が60年代〜70年代のMotown Soulにレイドバックした感じのものであることから、全体的に4分にSnareの鳴る昔ながらのダンサブルなSoul Musicのアレンジになっていた。
まるでBlueNote Tokyoが一つのTurn Tableであるかのように、腰を直撃する楽しいGrooveが次々に繰り出されてくる。
彼の音楽には懐古主義とはまた別の"懐かしい"音が、常に新鮮なGrooveで持ち込まれる。
Fender Rhodesの音やEl.Organ、Precision Bass+Fratwound等、現代のSoul Musicからは少し外した音を彼独特のTime感のあるユニークなGrooveで演奏すると、不思議とそれが次世代の音になってくるのである。
彼自身が彼のユニークなスタイルと共にR&Bの歴史を作り上げてきた。そんな一夜に一つ、"King of Pop"と呼ばれた偉大なMusicianが亡くなった。
そう、Raphaelが幼い頃に聴いていたであろう"I Want You Back"を歌っていたLittle Michelは、50年という短い歴史を閉じたわけだ。MichelもまたMotown Soundから生まれた一人の偉大なArtistだった。
間違いなく、その次のSoulを紡いでいくArtistの一人はRaphaelである。
そんな彼の新作を聴くと、まだSoul Musicは生き続けるんだろうなと安心できる。
=Instant Vintage=
=All Hits At the House of Blues (Live) =
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