20 July, 2009

UrbanTribes 2009


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UrbanTribes2009…なかなか微妙なEventだった。
本命だったDJ Krushは最近見たLiveの中では調子も良く、ぶっ飛んだGrooveを楽しませて頂けたのだが、いかんせんEventの在り方について考えさせられるところもありつつ。


誤解のないように言うと、コンセプト自体は大賛成なのだ。
Club Musicが楽しめる場が少ない今日、Club Music LoversもUrbanな夜を過ごす年代であるし、参加したArtistの名前のどれも楽しめそうだと期待できるこういうEventは必要だと思う。
集客自体も恐らくかなり成功したのではないだろうか。


だが客層の入り乱れ、音楽性の一貫の無さ、そして何よりも会場の質がどうしても良くない。
Floorに飲食物持ち込み禁止で、しかも会場となっていたGrand Hyatt TokyoのBarカウンターは大人数のお酒の提供に付いていけずBarは飲み物待ちの渋滞状態。
飲み物を待つだけで30分近く待ち続けなければいけない。
音楽を聴きながらお酒を飲む場がClubなのかと思っていたが、あそこではお酒はお酒、ナンパはナンパ、音楽は音楽とバラバラ。
相乗効果があって然るべき場で全く相乗効果が生まれておず、変に虚しい洒落っ気だけが残っている気がしてしまった。

結局、見たいArtistが会場でLiveを始めるまでは混雑極まるFree SpaceでDrinkを口に運んで、Liveが始まったら会場に向かい、終わったらまた戻ってくるという「何しに行ったんだか分からん」状態になってしまった。

参加するArtistを「素晴らしい音楽の提供者」にするのも「ただの客寄せパンダ」にするのもEventオーガナイザーの力量である。
招待客を「最高のEventの一部」にするのも、「わざわざ夜中にふらふら遊びに来たピエロ」にするのもそのEvent次第。
コンセプトばかり張り切って、会場やターゲットとなる客層、提供するサービス、音楽などの構成要素のバランスを誤るとこういう「疲れるEvent」になってしまう。と、いうことをとても学んだ気がした。
※これが¥3,000だったらまだそこそこ楽しんだという気にもなるのだが、如何せん¥7,000のチケットを前売りで買っているので。

といいつつも、このEventがもし今後恒例として栄えることがあるのであれば、継続的にチェックしてもいいかなとは思った。
最近ではこういうEvent自体が減っているので、遊び場としては貴重な場所の一つだと思う。

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[Twitter Time Line]
  1. grand hyattのバーカウンター、この数の客を捌き切れない。凄い渋滞。
  2. DJ Krush!!準備中。今日の会場は特設だけど音が凄いいいので期待できる!? http://twitpic.com/awdrv
  3. @yamaguchiani 結構入ってますね。ただ客層はバラバラです。今はTokyo No1 soul setで、次Krush! http://twitpic.com/awcmf
  4. DanceFloorが飲食物禁止ってどんなEventだよ(笑)。 ガソリンは定期的に補給してからフロア行けってこと??
  5. 凄いっ、意外と凝ってる!UrbanTribe2009 http://twitpic.com/aw27o
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